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本を捨てないで、町へ出よう (2020.5.22)

2020年5月22日 14時35分

第2回「生きることは食べること」

今回は「食」にまつわる本を紹介します。


○『銀の匙(さじ)』 荒川弘・著(少年サンデーコミックス・小学館)

作者は『鋼の錬金術師』で有名な荒川弘の漫画です。受験戦争から逃げて目的もなく大蝦夷農業高校(エゾノー)に入学した八軒勇吾が、周りの人々に影響され支えられて、自分の目標を見つけて高校生で起業します。夢に向かって進む八軒はいつの間にか仲間の背中を押す存在になっていく…。北海道の厳しい自然、農業高校の忙しい高校生活、絵でもおいしそうな豚とピザをご堪能あれ。

 

○『まいにちおやつ』 なかしましほ・著(KADOKAWA)

外出自粛によって家で料理をする人が多くなりました。そのため、お手軽に作れる食材が売れたり、作った料理をSNSに投稿する人が増えたりしましたね。緊急事態宣言が解除されたといえ、外出も最低限にとどめなくてはいけないので、ストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。こんな時こそ、初めてでも失敗しない、自宅で簡単に作れるお菓子作りはいかかですか?
Twitterで「レンジで作るスノーボール」が拡散されましたが、加熱時間が足りないと小麦粉に含まれるでんぷん質が消化できない状態になり、腸を刺激しておなかを壊すこともあるので注意しましょう。

 

○『実はスゴイ!大人のラジオ体操』 中村格子・著 秋山エリカ・監修(講談社)

お菓子作りして食べたら運動しないと太ってしまうのは分かっているけれど、なかなか運動する機会がありませんよね。ぜひおすすめしたいのは、誰もが知っている「ラジオ体操」です。ラジオ体操は、1つ1つが健康増進のために計算し尽くされた動きです。短い時間で効率よく全身運動ができて時間あたりのカロリー消費量が多く、無酸素運動と脂肪燃焼効果のある有酸素運動を同時に行うこともできる、性別・年齢を問わない“究極の運動”なのです。ラジオ体操で運動不足を解消しませんか?私も明日から実践します!

 

○『探検!ものづくりと仕事人』 戸田恭子・著(ぺりかん社)

チョコレート菓子「コアラのマーチ」のコアラの絵柄はカラメルで印刷されていることを知っていましたか?おいしいお菓子を作るために、商品開発→マーケティング→研究・開発→生産ライン設計→原料・資材調達→製造→包装・出庫→販売・営業…と様々な職種の人々が連携しながら一つの商品を作り上げています。何かをつくることに興味がある人にオススメです。

 

○『暮らしの中の表示』 博学こだわり倶楽部・編(KAWADE夢文庫・河出書房新社)

「運動する機会が減って、体重も気になるけれど“カロリー0”の食品なら大丈夫だよね…」と思ったあなた!カロリー0表示なのにカロリーは0ではないかもしれないって知っていましたか?
栄養表示法によると、100gまたは100ml中5kcal未満のものは「カロリー0」と表示していい、と規定されています。「カロリー0」と表示されていても、知らない間にそれなりのカロリーを摂取していた、ということにもなりかねません。この本には、食品の質やおいしさにかかわる表示や街中・レジャーでふと目にする「?」な表示など、知れば役立つ表示の知識を学べます。

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